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究極のエコシステム?」~茶畑から茶殻まで~

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~茶畑から茶殻まで~

伊藤園の茶殻への取り組みがすごい。

伊藤園といえば、「お〜いお茶」が有名だが、

他の茶飲料も含め製造後に出る大量の茶殻が

なんとその量年間5000トン弱。

その茶殻を有効活用すべく2000年頃から茶殻のリサイクルへ向けた取り組みをスタート。

紆余曲折し、まず最初に開発したのが、畳に使う建材ボード。

ひとつ商品としてかたちになると、色々なアイディアが出始め、

ジャンルもさまざまだが、

封筒やあぶらとり紙、名刺や紙ナプキン、マッチ、ベンチ、ゴミ箱、健康サンダルなど

中には「なぜ茶殻?」 と首を傾けてしまいそうな商品まであるが、

今では40点ほどの製品がお目見えしている。

茶殻にはカテキンなどの成分も残っていて、消臭と抗菌効果があり、

製品のほとんどからほんのりとお茶の香りがするのも特徴で、

確かに緑茶の香りは、ほとんどの日本人が素直にいい香りだと認識しやすく、

安心感、安らぎ、癒やしなどもあたえられ、

いかにも日本ならでは香りであることも好印象なのでは。

「お茶」という本業をしっかり見つめつつも、

原料開発から、最後に出てくる茶殻の処理までを事業化。

伊藤園は、「茶畑から茶殻まで」と

お茶が活かされるすべての事に挑戦し、

ビジネスモデル化しているのだから、単なるリサイクルシステムではなく

エコモデルとしても優れた仕組みだと思います。

茶殻を単なる廃棄物とせず、

「未利用資源」と捉えていることも

これから更なる進化と可能性を秘めているのではないでしょうか。

世界に紅茶や烏龍茶など茶葉を使った飲みののは多く存在しますし、

発展次第では、この技術は世界という土俵でも支持されるかもしれません。

既に共に開発している企業は150社にもなったようで、

その資源を元に関係企業が増え、ビジネス的にも

優れたエコシステム(※1)とも言えます。

環境に対してもエコであり、

ビジネスとしてもエコである、

正にこれが究極の「エコシステム」だったりするのかもしれませんね。

※1 複数の企業が商品開発や事業活動などでパートナーシップを組み、互いの技術や資本を生かしながら、開発業者・代理店・販売店・宣伝媒体、さらには消費者や社会を巻き込み、業界の枠や国境を超えて広く共存共栄していく仕組み。

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